部品塗装の問題解決いたします。

部品塗装の問題解決いたします。
部品塗装のコンサルタント

部品塗装ショールーム 様々な塗装のアイテムがあります。

部品塗装ショールーム 様々な塗装のアイテムがあります。
部品塗装ショールーム 様々な塗装のアイテムがあります。

2016年6月9日木曜日

4つのポイント 塗装素材3



今回は、「4つのポイント塗装素材」のその他編を説明したいと思います。

その他素材と言っても数えきれない種類があります。
ガラス・ゴム・セラミック・木・紙・布・皮など数え上げるときりがありません。
当社で多いのがゴム・ガラスです。
たまたまですが、全く逆の素材ですね。

ゴムは柔らかく伸びがあります。同じように塗膜も伸びるように設計しないといけません。

ゴムの場合注意しないといけないのは、ゴムの種類と製造場所です。種類で違うのはもちろんですが、製造工場で成分が変わります。各工場で配合が違うのです。それらによって密着が変わるのでテストをしながら確認します。

ガラスの場合は、簡易的な密着ならウレタンでも可能ですが強固な密着となると焼付塗装になります。厚みのあるガラスなら乾燥温度が入らない場合があるので要注意です。

セラミックもガラスと同じようなタイプです。以前〇〇さんの便器の排水蓋を塗装させていただいたことがありますが、その場合は機能性を求めたものでした。


その他の素材は、市場としてはすくないので専用塗料として無い場合が多く、経験や実績で他の塗料の応用になります。

我々が唯一と言っていいお断りするのは、木です。木は昔から家具などにも使われています。塗装の出来るのですが、我々工業製品とは違います。塗料は吸い込みますし、表面の研磨も何回も使います。工程があまりにも違うのです。しかも、木は生き物ですから呼吸もするし、動きます。我々と全く違ったノウハウがいるのです。

2016年6月7日火曜日

4つのポイント 塗装素材2

今回は、「4つのポイント塗装素材」の樹脂編を説明したいと思います。

樹脂素材といっても部品塗装の場合多くの種類があります。
一番使用頻度が多いのがABSです。
安価で生産性がよくバランスの取れた性能からよく使われます。
塗装の場合もとても相性が良くて、密着・作業性ともによいです。
対候性が良くないので屋内環境での使用か塗装で表面を保護しないと外部での使用はむつかしい。
その他にPP・PET・塩ビ・ナイロン・アクリルやポリカーボネートなどたくさんあります。
それぞれの用途によって変わりますが、塗装することの目的が大切です。
ほとんどの場合は、素材自身の足りない分を補うことが塗装の大きな目的です。
美観を目的にするのか?強度や滑り性などの性能をあげることを目的とするのか?
目的により塗料の選択になります。

樹脂塗装では外観を目的にする場合が多く。
素材の粗を隠すためだあったり、高級感を出したり、色の展開をしたい場合に塗装します。
高級感を出す場合には、ウレタン塗料を使います。
安価にする場合はアクリルラッカーなどを使います。
色展開では、発色のいい塗料や原色の多い塗料を使います。

樹脂塗装では、素材の耐熱性が重要です。
塗料乾燥中に変形する場合があるので気を付けることが必要です。
大体ABSの耐熱性は60℃ですが、PETや塩ビなどそれ以下の温度でも変形する場合があります。
逆に180℃でも大丈夫なエンジニアプラスチック(エンプラ)のようなものもあります。
樹脂なのに焼き付けのアクリル使うこともあります。(ちょっと注意しないといけませんが)
あと、治具などを使う場合には、温度が耐熱性より低くても変形する場合があります。
応力がかかったところに温度をかけると変形温度が落ちるのです。

中でも塗装密着が得られない素材としてポリエチレン(PE)があります。
耐薬品性に優れ撥水性もあり通常の塗料では密着することがありません。
株式会社オークマ工塗では、長年の開発により密着させることに成功しました。
http://www.okumakot.com/our_works/2016/01/post-87.html





2016年3月14日月曜日

4つのポイント 塗装素材

4つのポイント 塗装素材

さて、塗装には4つのポイントが大切だと言うことを前回書きました。1番最初に塗装する以前に素材の特徴を知っておかないといけません。

大きく分けて3つです。金属・樹脂・その他素材になります。

金属では、鉄・アルミ・真鍮・ステンレス・銅・マグネシウムなど様々な金属素材があります。それぞれに特徴があり、塗装をする前の前処理(下処理)も塗装素材に合わせたもをしなければなりません。

鉄:リン酸鉄処理・リン酸亜鉛処理などの化成処理をすることで、塗料の密着力と防錆力を上げます。

アルミ:クロム酸処理をすることで安価で防錆力を上げます。最近では公害の問題などで6価クロム酸がダメな事があり、3価クロム酸やノンクロム処理などがあります。いずれも6価クロム酸処理よりは価格が高く防錆力も落ちますので、まだまだ使われていることも多いです。
多く使われる素材でアルミダイキャストがあります。これはアルミと鉄やマグネシウムなどの他の金属との複合で性能を引き出している素材です。アルミダイキャストの中での頻度が高く90%以上だと言われています。この素材はなかなかの曲者で成形の条件によりその中にある複合素材がバラバラに出てくることがあります。それらにより塗装の密着度を下げ耐久性も落とすことになります。もっと詳しくは後日ダイキャスト特集として書き出しましょう。

真鍮・銅はさびやすく柔らかいので、丁寧が作業が必要です。これと言った化成処理をしなくても脱脂処理さえしっかりとしてれば塗料の密着は良いです。ただし、膜厚をしっかりとつけておかないと錆のクレームになります。使われる用途は、建材などの金具関係が多いですね。主に内装に使われることが多いようです。

ステンレス:防錆性能が高く固いので、機械部品・建築剤・自動車様々なところに使われています。固いので塗料の密着性は悪くエポキシ系の塗料を使います。ステンレスはさびないと思われがちですが実は錆びます。種類によって錆の度合いが違うので気をつけて塗料の選定をしなければいけません。

マグネシウム:塗装素材としての頻度としては多くありませんが軽量で強度があるのでノートパソコンや携帯端末などに使われたりしています。防錆性が低いのでしっかりとした前処理とプライマー塗装が必要です。

細かく分けると上記の金属ももっと分かれてきます。それぞれに合った塗料・塗装工程が必要となります。しっかりと知識と経験のある塗装業者を選びましょう。





2016年2月28日日曜日

部品塗装の世界.2

部品塗装の世界2回目は、「塗装4つのポイント」です。

部品塗装をする上で必要な情報は、素材・塗料・塗装方法・品質管理の4つです。
この4つが最適にならないと良い部品塗装は出来ません。
どれ一つ抜けてもダメです。
また、塗装には様々なものがありますが、この4つのが決まると必然的に決まってくるのです。
4つのうち素材と品質管理(塗装基準)はクライアント様が決めます。
塗料と塗装方法については最初から仕様が決まっていない限り塗装会社が提案するのが通常です。
しかし、塗料と塗装方法をきめるのは素材と品質を知っておかないと選定出来ないのです。
ここが大切です。
もともと塗装会社は加工業なので完全下請けです。
よって、お客様が板金会社ならそれを主に塗装します。プラスチックのABSを主に作っている成型会社ならABSの塗装しかしない場合が結構あります。
ですから、いくら塗装はプロでも素材に対する知識が足りないと塗料と塗装方法を選定出来ないのです。同じようにその商品の塗装基準を知らない・経験がないと塗装しても問題が多く発生します。
単純に部品塗装会社といえど結構専門性があり得意分野が分かれているのです。
ただ単に塗装するだけではないということですね。
近年多品種少量生産になり多くの素材を使い一括で塗装の発注をするながれもあります。
塗装会社を選定する場合は、上記の4つのポイントをどれくらい知識と経験があるかを確認することが大切です。



2016年2月13日土曜日

部品塗装の世界をシリーズでご説明いたします。

部品塗装の世界1.

塗装と言うと一般の方は、自動車・住宅をイメージします。
しかし、部品塗装の分野は幅が広く目にしていても気づきません。

例えば、いま目の前にあるパソコンのモニター。実は塗装してあるのです。
正確には画面ではなくモニター枠なんですが、たぶんみなさんはプラスチックだと思っていると思います。
素材としてはプラスチックですが表面を塗装することにより質感を上げたり素材の不具合を隠しているのです。
また、上を見上げると蛍光灯の傘は塗装です。高反射するように白でも光沢のあるものを使っています。
また、窓に目を向けるとアルミサッシはアルマイト処理と言う表面処理ですが、その上にはクリヤー塗装がされています。
このように部品塗装は生活の様々なところで使われています。

業種では、家電製品・住宅建材・自動車・産業機械・医療器・エネルギー設備・雑貨品など使われていない分野はないくらいです。
素材では、鉄・アルミ・ステンレス・銅などの金属類、アクリル・ABS・ナイロン・ポリエチレン・ポリカーボネイト等の樹脂類、ゴム・陶器・紙・木など大木の素材に塗装されています。

それらを塗装するのにはメラミン・アクリル・ウレタン・ラッカーなどの塗料やスプレーガン・静電塗装機・紛体塗装機・電着塗装機・ロボット塗装機などの塗装設備が必要になります。
このように部品塗装の世界は生活に密着していて大きく拡がっていることがわかります。
次回から項目別に詳しく説明していきます。

2016年2月5日金曜日

2016年のスローガンは「スピード:チェンジ&チャレンジ」

変化と挑戦をスピードを持ってやって行きます。
世界の変化は年々大きく早くなっています。
止まってるだけでなくスピードが遅いだけでも取り残される状況になっています。
それは中小零細でも例外ではありません。
円安・原油安・TPP・インバウンド・消費税など大きく変化しているなかでどういった経営をするかを問われます。
現時点での成功・失敗はない。やるかやらないかだけ。
今チャレンジしないと必ず取り残されると言うことだけは言えます。

株式会社オークマ工塗 今期の経営方針です。

1. 塗装の幅広い知識があります(他社を圧倒する業界有数の知識です。)
   (他社を圧倒するホームページやショールームを通じて伝えます。)

2. 塗装の品質管理がずば抜けています。
   (なぜゴミが出るのかについて、日本一研究しています。下処理、ロボットの導入、窯の温度管理など他社では真似できない管理をしています。)

3. 他社では、できない塗装ができます。
    (パイプ内面、PP・PE、ゴム、3Dプリンターなど)

これを元にスタッフが目標チャレンジシートを作ってスピードをもってやり切ります。

2015年9月7日月曜日

大阪商工会議所 東支部異業種交流会フォーラム・アイ定例会でお話しさせていただきました。

大阪商工会議所 東支部異業種交流会フォーラム・アイ定例会
でお話しさせていただきました。

4名からの創業時から10年。社内改革(3S活動・ISO・経営指針・社員教育・営業戦略・数値管理)を行い。10周年記念式典。リーマンショック後の新期事業への失敗と挑戦を続けて新たにものを生み出した。何だかんだと15周年です。

振り返ると小さな町工場なのにいろんなことをやってきました。何もないところからの3S活動。7か月で取ったISO。自分自身が感動した7つの習慣教育。なんで仕事をするかを考えさせられた経営理念作成。同業がほとんどやっていなかったHPをマーケティング要素を入れて作成。後の同業者からマネされるHPになった。加工業のだけど新たな切り口サービスを作った。現場も含めた全員で作る数値管理。これも多くの方との出会いと協力があっての事です。感謝感謝。

質問で「いろいろなことをやってきたと思いますが、きっかけを一つ上げるとしたら何でしょうか?」
私の答えは、「振り返れば全ての事が必要でキッカケなんです。何一つ欠けても今の自分はないでしょう。しいて言うなら挑戦し続けてる事かも知れません。過去の重要な出来事がなかっても挑戦し続けてると思うので、今と同じではないが別の形で新しいものが生まれていると思います。」

自分自身が一番勉強させられました。
ありがとうございます。

Let`s enjoy the color life ~部品塗装問題解決企業~

Let`s enjoy the color life ~部品塗装問題解決企業~
Let`s enjoy the color life ~部品塗装問題解決企業~

部品塗装のコンサルティング 様々な塗装方法をプロデュース

部品塗装のコンサルティング 様々な塗装方法をプロデュース
部品塗装のコンサルティング 様々な塗装方法をプロデュース

超短納期塗装システム 最短90分塗装

超短納期塗装システム 最短90分塗装
超短納期塗装システム 最短90分塗装