金属塗装では、鉄は密着しやすい素材とみなさています。
しかし、鉄といっても様々な種類があります。当然鉄の材質事態が違うのもありますし、メッキをしたもの、焼入れをしてもの、溶接をしたもの様々です。
密着のしにくいものをあげてみましょう。
素材の中でカーボンが多く含まれているものは一般的に密着が悪くなります。
溶接をした部分に黒皮が残っているものクロームメッキや亜鉛メッキをしたものも密着が悪くなります。
メッキ鋼鈑やボンデ鋼鈑でも塗装に対して相性がいい種類を選ぶといいでしょう。
密着改善として通常はプライマー処理をします。その他では、研磨やフッ酸につけて表面を溶かしてしまうこともあります。
鉄の前処理の方法は一般的には、リン酸亜鉛処理・リン酸鉄処理です。リン酸鉄処理はリン酸亜鉛処理に比べて防錆力は落ちますが、表面状態は滑らかです。(もちろんメッキ等をしていない素材にしか効果がありません。)
まだまだ、細かなことはいっぱいありますが、おいおいこのブログで書くこととします。
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