2012年8月6日月曜日
最近の関西経済
最近の関西経済はかなり悪い状況になっているようです。
私の感じる関西経済は、周りの取引先や知人からの情報をもとにしています。
いわゆる小企業・零細企業が多いですね。
先日、パナソニックの仕事をしているところでの話しでは、「パナソニックは国内生産は考えていない。どうしても出来ないものだけ作るのが原則」だそうです。現実にパナソニックの仕事が1/5になっているそうです。
家電品を中心にしたアルミ加工の業者が昨年の1/6の仕事量になっていることも聞きました。
関西は、家電メーカーの影響が大きく今回のパナソニック・シャープ・サンヨーの過去最高規模の赤字により、大きな転換になることは間違いないでしょう。
設備関係のお仕事をしている方も5月以降さっぱり受注が減ったと入ってます。ここにも家電大手の設備投資がなくなったことが大きく影響しているでしょう。
先日、パナソニックの人材センターみたいなところから求人の依頼がありました。リストラ対象が多いので、次の職を探すのも大変でしょう。
ただ、自動車・建機関係の仕事をしているところは震災前くらいまでの受注量にはなっていることも聞きました。ただ、これもこの円高の中どれくらいもつか心配です。
今の日本の状況を考えると国内でものづくりをするメリットがあまりにも少ない。法人税・人件費・円高・電力・人口減等どう考えてもものづくりするにはデメリットが多い。それに政府は、海外に投資する企業を応援しているし、ますます国内にいることが負担になる状況です。
このような状況の中で我々のような零細企業には大きく分けて二つの道になります。
1.企業を縮小しながら利益を確保していく。2.リスクを取って新しい事業に挑戦する。
企業としてどちらが正しいかどうかはわかりません。その企業の目指すところ、理念が違うからです。どちらにしても今こそ理念や方向性をしっかり示し、それに向かって一丸となることが求められると言うことでしょう。
当社は、「チェンジ&チャレンジ」です。
http://www.okumakot.com/company_info/index.html
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