今日の社内研修は、■すべてのものは二度つくられる 物はある日突然、世の中に出現したりしません。必ず最初に、設計者やデザイナーの頭の中で作られ、その後で物質として作られます。世の中は、思った通りのことしか起こりません。良くも悪くも、自分、あるいは潜在意識がイメージしたことが、現象として起こります。つまり、全ての物事は自分の頭の中で最初に作られ、その通りの物質あるいは現象が後から作られる訳です。
成功の原則である7つの習慣の第二の習慣「目的を持って始める=方向を見定める力」は、「すべてのものは二度つくられる」という原則に基づいています。
「二度」というのは、一度目が「知的な第一の創造」であり、そして二度目が「物的な第二の創造」です。
家を建てるときのことを考えてみましょう。家族で新しい家を建てようと考えれば、それぞれが、「こんなリビングにしたい」とか、「子供部屋は広くしたい」とか、「ドラマに出てくるような庭にしたい」などといろいろなイメージを膨らませることでしょう。そして、そのイメージをもとに設計図を書きます。
具体的に間取りを決め、柱の太さを決め、部材を決めていきます。家をつくる場合は、この設計図が出来上がるまで、実際に工事に入ることはありません。そうでなければ、あちこちに不具合が出ることになり、コストが大幅に増えたり、工期が予定以上にかかってしまうことになりかねません。
そしてそれは、仕事にとっても同じこと。自分にたちの事業の目的を考え、実現しようとするイメージをしっかり描くことが必要となってきます。そしてそのイメージ=ビジョンを実現するために資金や人事、マーケティング、設備などに資源を振り分け、それらをバランスよく配置するための「事業計画」を策定します。この作業が「第一の創造」というわけです。
「第一の創造」の際に大切なのが、「選択の自由」でいうところの「想像力」です。人間には四つの特性(自覚、良心、想像力、自由意志)があります。
事業の成功、失敗、仕事の成功、失敗はこの段階で決まることがほとんどです。物理的作業である「第二の創造」以上に、この「第一の創造」の甘さによる事業の失敗、会社の倒産、ミスやクレームは後を絶ちません。この「知的な第一の創造」「物的な第二の創造」の原則は、私たちのあらゆる生活にも作用します。仕事でも、生活でも、何かに取り組む時は、この2つの創造の原則を意識することで効果性が飛躍的に高まることでしょう。
自社の業績向上(事業の成功)には、頭の中で「成功するビジョン=目標、将来像」を作り上げることをしなければ、それは永遠に展開されません。成功するビジョンは、自分が想いを貫けば貫くほど利益が上がり、そして事業の成功によって想いが果たされる。そういう経営をするための「戦略的ビジネス」を構築すること。頭の中に、まずはビジョンを明確に作り上げることが重要なのです。
第一の知的創造+第二の物的作業=効果 をみんなで深める討議をしました。
会社が良くなるために必要なもので3チームに分かれて出てきたのが、ほとんど同じで 勉強会・経営理念・朝礼・挨拶・ISOだったりします。かなりこの会社の価値観を共有できているなーと自分でも関心してました。
そして、項目別に第一・第二を出して、それをビデオにとってプレゼンをしました。楽しかったです。
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