元グーグル副社長 村上憲郎さんの講演を聴いてきました。
改めて驚きの会社ですね。創業1998年スタンフォード大学の学生二人が倉庫から始めたんですが、現在トヨタを抜き時価総額世界7位です。
シリコンバレーからそういったスタートを切った会社は多いと思いますが、何故グーグルがココまで大きくなったかの一つにしっかりとした理念があります。
それは、有名なミッション:世界中の情報を整理して世界中の人がアクセス出来て使えるようにする事。そして、それは全て無料であること。 収入は広告収入のみに限る。
このシンプルな理念を愚直に追求しているところがすごいと思います。ぶれないんですよね。
今グーグルは、電力の事を大きく考えています。自社のコンピューターを動かす電力もそうですが、世界中の電機はこうなるだろうとの構想があり、グーグルはいち早くそういった分野にもかかわりを持とうとしています。
グーグルの発想を支えるのは優れた頭の人材ですが、その人の20%は勝手に何をやってもいいと言う20%ルールが有効に活用されていることを言ってました。
印象に残ったものは、アメリカは仕事のアウトプットに対して給与を支払う。しかし、日本は労働時間に対して給与を支払う。ここが大きく違うそうです。
村上さんは、ヘッドハンティングでグーグルに来られたそうですが、日本で英語がしゃべれて・マネジメントが出来て・ITがわかっている人は200人しかいないそうです。
それもビックりですよね。大学出ても英語がしゃべれないと良く言われますが、世界で日本だけが通訳を従えてのビジネスになっているそうです。
当然グーグルは理系のトップクラスを採用するそうなんでうすが、もう一つの条件は、サービス精神があることだそうです。 無料でサービスを提供する事がミッションなので、その精神がないと駄目だそうです。
大変興味深い面白い講演でした。
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